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HARMAN Owners' Clubハーマンオーナーズクラブ

いい音、ラグジュライフ

好きな音楽をより良い音で聴くことで、日常がラグジュアリーに。
そんな『ラグジュライフ』のヒントや、音楽にこだわりをもった方々、音のプロの声をお届けします。

JBLのスピーカーはセクシー

「オーディオは見た目のセクシーさが重要」と語る愛甲慎一郎さんが約10年前、数あるスピーカーの中から選んだのが「JBL 4312」でした。友人を自宅に招いて定期的に「レコードを聴く会」を開催するなど、今も少年時代と変わらぬ熱量でレコードを愛する愛甲さんに、その音楽遍歴やJBLのある暮らしについてお話を聞きました。

使用機材

スピーカー
JBL 4312MkⅡWX、JBL 4312M WX
プリメインアンプ
ACCUPHASE E-305
ターンテーブル
MICRO DD-5、DENON DP-500M
カートリッジ
SUMIKO Blue Point No.2、audio-technica AT-MONO3/LP
ミキサーA
VESTAX PMC-03A
USB D/Aコンバーター
LUXMAN DA-100

フォーク好きの少年時代を経て、
マイルスと出会いブラックミュージックに傾倒

父親の影響で子供の頃から70年代の日本のフォークや昭和歌謡がすごく好きだったんです。吉田拓郎とか、さだまさしとか、ユーミンとか。当然のことながら、同世代の友達とは話が合うはずもなく(笑)。なので、音楽好きだということは特に周囲にはカミングアウトせず、ずっとひとりで父親が持っていたレコードやカセットテープを聴いていました。

転機が訪れたのは、高校生のとき。ちょうどバンドブーム全盛期で、友人にギターを譲ってもらって所属していたバレー部の連中とバンド活動を始めたんです。最初にコピーした曲は、ザ・ブルー・ハーツの「パンク・ロック」。そこからエアロスミスやローリング・ストーンズなどの70年代の洋楽にハマり、19歳くらいでジャズとブラックミュージックにも興味を持つようになりました。きっかけは当時通っていたジャズ喫茶のマスターが教えてくれたマイルス・デイヴィスが参加したキャノンボール・アダレイの『SOMETHING ELSE』というアルバムで、お店で聞かせてもらったその足でレコード屋に走ったのを今でも覚えています。

70年代のアンプを中心に組んだ、
初めてのオーディオシステム

自分にとってレコードは、人生において半径1m以内になかったことがないくらい、物心ついた頃から身近にあるのが当たり前なものだったんですね。なので、大学を卒業して東京に引っ越してきたときも、たまたま叔父から70年代の古いアンプを譲ってもらえたので真っ先にレコードが聴ける環境を整えました。スピーカーも友人からもらったものだったし、そこまで音にこだわったわけではなかったけど、それが自分でシステムを組んだ初めてのオーディオ体験でした。

現在のシステムに行き着いたのは30代の前半です。最初に揃えたアンプやスピーカーが徐々にガタが来だしたのと、その当時よく行っていたオーディオ専門店の店員さんに安いオーディオがいかにダメかってことを力説されて(笑)。それで、まずAccuphaseのアンプを中古で買ってみたんです。そうしたら音が格段に良くなったので、ピュアオーディオについてもっといろいろと知りたくてなって詳しく調べるようになりました。

リビングと書斎に、サイズの違う
2種類の「JBL 4312」を設置

スピーカーについては、まずJBL特有のブルーバッフルとウォールナットの組み合わせがすごくカッコいいなって思ったんです。で、どのモデルにするかを吟味した結果、当時通っていた今は亡き阿佐ヶ谷の「スターダスト」というジャズバーで使われているを見て「JBL 4312」に決めました。

最初に「JBL 4312M WX」を買って、今の家に引っ越してからリビングの広さに合わせて「JBL 4312MkⅡWX」をメインスピーカーとして導入しました。「JBL 4312M WX」は自分の部屋に設置して、夜に小さめの音量で音楽を聞きたいときに使っています。

もちろん音質にも納得して選んだんですが、いちばん惹かれたのは、やっぱりルックスですね。スピーカーに限らず、個人的にオーディオは見た目がセクシーじゃないといけないと思っていて。音ってある程度満足のいくものであれば、あとは聴いているうちに耳が慣れてくるじゃないですか。もっといい音で聴きたければ、ジャズバーとかに行けばいいわけだし。でも自宅で使うものは常に目に入るものだから、どれだけハイスペックであってもカッコ悪いものは選びたくないんです。その点、「JBL4312」は文句なしにセクシーだなって。

40歳を超えた今も、音楽の話題で
友人と盛り上がれることがシアワセ

このオーディオシステムを組んでから、音の方向性はすごく気に入っています。なので、最近はリード線やビスなどのカートリッジの部品を細かくブラッシュアップしながら、アナログの音と向き合う時間を楽しんでいます。

あと、ちょうど「JBL 4312」を使い始めた頃から、自宅に友人を招いて一緒に音楽を聴く会合を開くようになったんです。徐々に参加人数も増えていって、今は3ヶ月に1回くらいのペースで「レコードを聴く会」を定期的に開催しています。その間に各々が買ったおすすめの新譜や自慢のオリジナル盤を持ち寄って、レコードを交互にかけながらお酒を飲んで最後にカレーを食べる――そんなふうに、40歳を過ぎた今でも同じ趣味を持った友人と集まって、大好きな音楽の話題であれこれ盛り上がれるのは、なんかいいんですよね。