本日はドル円とハイテク株に注目です。
決算期待と政策変更の可能性が市場の焦点となり、国際的なテクノロジー企業への規制強化動向も見逃せません。
目次
昨晩のNY市場の動き
NY市場 | 内容 |
---|---|
ドル/円 | 154.69 ~ 154.85、介入警戒感の中で僅かに上昇 |
ユーロ/ドル | 1.0624 ~ 1.0661、1.06台でのもみ合い続く |
ユーロ/円 | 164.39 ~ 165.03 |
NYダウ | +253.58 → 38,239.78ドル |
GOLD | -67.40 → 2,346.40ドル |
WTI | -0.29 → 82.85ドル |
米10年国債 | -0.012 → 4.608% |
株式市場 | 3指数が揃って上昇、大型ハイテク株の決算期待で買われる |
債券市場 | 続伸、長期金利は4.60%台に低下 |
金市場 | 3%に迫る大幅安、中東情勢を巡る懸念後退で |
原油市場 | 反落、中東情勢を巡る懸念後退が背景 |
本日の注目すべき経済指標
地域 | イベント名 |
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独 | 4月製造業PMI(速報値) |
独 | 4月サービス業PMI(速報値) |
欧 | ユーロ圏4月製造業PMI(速報値) |
欧 | ユーロ圏4月サービス業PMI(速報値) |
欧 | ユーロ圏4月総合PMI(速報値) |
英 | 4月製造業PMI(速報値) |
英 | 4月サービス業PMI(速報値) |
米 | 4月S&Pグローバル製造業PMI(速報値) |
米 | 4月S&Pグローバルサービス業PMI(速報値) |
米 | 4月S&PグローバルコンポジットPMI(速報値) |
米 | 4月リッチモンド連銀製造業景況指数 |
米 | 3月新築住宅販売件数 |
米 | 企業決算(UPS、GM、GE、テスラ) |
本日の考察
今週は注目の大型ハイテク株決算が予定されており、特にマイクロソフトを含む「マグニフィセント・セブン」の決算発表が市場の焦点です。
ドル円は先週の高値をわずかに上回り、155円に迫る動きを見せていますが、介入警戒感もあり慎重な取引が続いています。
一方で、今週25日、26日には日銀金融政策決定会合が開催され、政策変更の可能性にも注目が集まっています。
米株式市場ではハイテク株が調整局面にあるなか、決算発表が市場に新たな動きをもたらすかが注目されます。
また、バイデン政権が中国のTikTokに対する姿勢を強化し、EUもバイトダンスに対する調査を開始するなど、国際的なテクノロジー企業への規制強化の動きも見られます。
まとめ
昨晩のNY市場では、ドル円が154円台で若干上昇し、介入警戒感の中で慎重な取引が続けられました。
ユーロドルは1.06台でのもみ合いが見られ、株式市場では大型ハイテク株への決算期待で3指数が共に上昇しました。
金市場は中東情勢を巡る懸念の後退により大幅に下落し、原油市場も反落しました。
本日は大型ハイテク株の決算や日銀の金融政策決定会合などが注目されており、ドル円や米株式市場に新たな動きが見られるかが焦点となっています。
また、国際的なテクノロジー企業への規制強化の動きも注目されています。