Tradeviewのスプレッド一覧！計算方法や他の業者との比較情報もご紹介

2024年7月5日

Tradeviewでの取引をご検討中ですか？

本稿では、Tradeviewが提示するスプレッド一覧に加え、その算出方法、他社との比較分析を通して、お客様の意思決定をサポートいたします。

口座タイプ別のスプレッド、取引コスト削減のヒントも網羅しており、経験豊富なトレーダーのみならず、これからFX取引を始められる方にも有益な情報となっております。ぜひご一読ください。

Tradeviewのスプレッド一覧

Tradeviewのスプレッド一覧は5種類あります。

通貨ペアのスプレッド
株価指数のスプレッド
貴金属のスプレッド
エネルギーのスプレッド
仮想通貨のスプレッド

それぞれ解説していきます。

通貨ペアのスプレッド

通貨ペア	平均スプレッド (pips)
EUR/USD	0.0 – 0.2
USD/JPY	0.1 – 0.3
GBP/USD	0.2 – 0.5
AUD/USD	0.2 – 0.4
USD/CAD	0.2 – 0.4
NZD/USD	0.3 – 0.6
USD/CHF	0.2 – 0.4

株価指数のスプレッド

株価指数	平均スプレッド (ポイント)
US30 (Dow Jones)	1.0 – 2.0
SPX500 (S&P 500)	0.5 – 1.0
NAS100 (Nasdaq 100)	1.0 – 2.0
GER30 (DAX)	1.0 – 2.0
UK100 (FTSE 100)	1.0 – 2.0
JPN225 (Nikkei 225)	5.0 – 10.0

貴金属のスプレッド

貴金属	平均スプレッド (ドル/トロイオンス)
GOLD (金)	0.3 – 0.5
SILVER (銀)	0.03 – 0.05

エネルギーのスプレッド

エネルギー	平均スプレッド (ドル/バレル)
WTI (原油)	0.03 – 0.05
BRENT (原油)	0.03 – 0.05
NATGAS (天然ガス)	0.003 – 0.005

仮想通貨のスプレッド

仮想通貨	平均スプレッド (パーセンテージ)
BTC/USD	0.1 – 1.0%
ETH/USD	0.2 – 2.0%
LTC/USD	0.5 – 5.0%

Tradeviewの口座ごとの最大・最小スプレッド

Tradeviewの口座ごとの最大・最小スプレッドは2点あります。

Xレバレッジ口座
ILC口座

それぞれ解説していきます。

Xレバレッジ口座

Xレバレッジ口座は、Tradeviewのスタンダード口座であり、固定スプレッドが特徴です。

主要通貨ペア（EUR/USDなど）の最小スプレッドは1.0pipsから、最大スプレッドは3.0pips程度です。

スプレッドは広めですが、取引手数料は無料であり、初心者でも分かりやすいシンプルな取引環境を提供しています。

ILC口座

ILC口座は、TradeviewのECN口座であり、変動スプレッドが特徴です。

主要通貨ペアの最小スプレッドは0.0pipsから、最大スプレッドは市場の状況によって変動します。

スプレッドは非常に狭く、プロトレーダーやスキャルピングを行うトレーダーに人気ですが、取引手数料が発生します。

Tradeviewのスプレッドの計算方法

Tradeviewのスプレッドは、リアルタイムの市場価格に基づいて計算されます。

買い注文価格（Ask）と売り注文価格（Bid）の差がスプレッドとなります。

市場の流動性やボラティリティが高い場合、スプレッドは拡大する傾向があります。

Tradeviewでは、固定スプレッドと変動スプレッドの両方を提供しています。

固定スプレッドは、市場の状況に関わらず一定ですが、変動スプレッドは市場の状況に応じて変動します。

Tradeviewと他社スプレッド比較

主要な海外FX業者とTradeviewのスプレッドを比較してみましょう。ここでは、TradeviewのILC口座（スプレッドが狭い口座タイプ）と他社の代表的な口座タイプを比較します。

通貨ペア	Tradeview (ILC口座)	XMTrading (Zero口座)	Exness (Raw Spread口座)	Axiory (ナノスプレッド口座)
EUR/USD	0.0 – 0.2 pips	0.0 – 1.0 pips	0.0 – 0.9 pips	0.0 – 0.4 pips
USD/JPY	0.1 – 0.3 pips	0.1 – 1.0 pips	0.0 – 0.6 pips	0.1 – 0.6 pips
GBP/USD	0.2 – 0.5 pips	0.0 – 1.0 pips	0.1 – 1.0 pips	0.2 – 0.6 pips
AUD/USD	0.2 – 0.4 pips	0.0 – 1.0 pips	0.1 – 1.0 pips	0.1 – 0.5 pips
USD/CAD	0.2 – 0.4 pips	0.0 – 1.0 pips	0.1 – 1.0 pips	0.2 – 0.6 pips
GOLD	0.3 – 0.5 ドル/トロイオンス	0.1 – 1.0 ドル/トロイオンス	0.1 – 0.5 ドル/トロイオンス	0.1 – 0.5 ドル/トロイオンス

上記のスプレッドはあくまで目安であり、市場の状況によって変動します。
各業者のスプレッドは、口座タイプや取引時間帯によって異なる場合があります。
取引手数料やその他の費用も考慮して総合的に比較することが重要です。

総評:

TradeviewのILC口座は、主要な通貨ペアにおいて、他社と比較しても非常に競争力のあるスプレッドを提供しています。特に、EUR/USDやUSD/JPYなどの流動性の高い通貨ペアでは、業界最狭水準のスプレッドを実現しています。

Tradeviewのスプレッドが広がる時間帯とタイミング

Tradeviewのスプレッドが広がる時間帯とタイミングは3点あります。

経済指標が発表されるとき
日本時間の6時〜7時
週明けの早朝

それぞれ解説していきます。

経済指標が発表されるとき

経済指標発表時は、市場のボラティリティが急激に高まるため、Tradeviewのスプレッドも一時的に拡大する傾向があります。

特に、米国の雇用統計や政策金利発表など、市場に大きな影響を与える指標発表時には、スプレッドが数倍に広がることもあります。

指標発表前後は、スプレッドの変動に注意し、必要に応じて注文執行方法を調整することが重要です。

日本時間の6時〜7時

日本時間の6時〜7時は、ロンドン市場と東京市場が重複する時間帯であり、取引参加者が増えるため、スプレッドが狭くなる傾向があります。

ただし、主要経済指標の発表や金融政策に関するニュースなど、市場に影響を与えるイベントが発生した場合には、スプレッドが一時的に拡大する可能性があります。

週明けの早朝

週明けの早朝は、週末に溜まった注文が一気に処理されるため、スプレッドが一時的に拡大する傾向があります。

特に、月曜日の早朝は、週末に発生したニュースやイベントの影響を受けるため、スプレッドの変動が大きくなる可能性があります。

週明けの取引は、スプレッドの変動に注意し、無理な注文執行を避けることが重要です。

Tradeviewのスプレッドに関するよくある質問

口座タイプによってスプレッドは違いますか？: はい、Tradeviewでは口座タイプによってスプレッドが異なります。Xレバレッジ口座は固定スプレッド、ILC口座は変動スプレッドを採用しており、ILC口座の方がスプレッドは狭くなります。
スプレッドの計算はどうやって行いますか？: Tradeviewのスプレッドは、買い注文価格（Ask）と売り注文価格（Bid）の差で計算されます。市場の状況や流動性によって変動するため、リアルタイムで確認することが重要です。
取引に手数料はかかりますか？: Xレバレッジ口座では取引手数料は無料ですが、ILC口座では取引手数料が発生します。