パチンコやパチスロの熱心なプレイヤーなら、玉やメダルを収める「ドル箱」に親しみを感じることでしょう。
しかし、なぜ「ドル箱」という名前がついているのか。
この言葉の背後に隠された起源や由来が気になるところです。
この記事では、ドル箱について解説をしていきたいと思います!
ドル箱とは?意味と由来
ドル箱という言葉を聞いたことはありますか?「ドル箱」とは、文字通り「収益性の高いもの」を指す言葉で、日常の中でもよく耳にする表現のひとつとなっています。たとえば、「この商品はうちのドル箱だ」という場面で使われると、「その商品が会社の大きな収益源である」という意味になります。さて、この「ドル箱」という言葉の由来を知っていますか?驚くことに、この言葉の起源は「千両箱」に関連しています。時代とともに「千両箱」が「ドル担(ドルを稼ぐ旦那)」という言葉に変わり、その後、「ドル箱」という現在の形になったと言われています。
パチスロでいうドル箱とはどういう意味?
「ドル箱」という言葉は、パチンコやスロットの世界でもよく使われています。パチンコやスロットの場合、大量の出玉やコインを保持する箱のことを「ドル箱」と呼びます。この箱が一杯になるということは、そのプレイヤーが大勝ちしているというサインです。そのため、ドル箱がどんどん増えることは、プレイヤーにとってのステータスシンボルともなっています。
パチンコとスロットのドル箱に入る玉数・枚数
現代のスタンダードを考えると、パチンコのドル箱は約1,500発、スロットのドル箱は約1,200枚(カチ盛り込み)となります。さらに興味深いのは、パチンコ機の特性。消音マットの高さを調整することで、1箱に収容できる玉の数を変えることが可能なのです。以前は、1回の大当たりで2,000発の玉を得られる機種が主流でしたが、現在の主流は1,500発が上限となっています。これは、2,000発を収納可能だったドル箱が1,500発しか収納できなくなったことで、多くのプレイヤーが満足感を得ることが難しくなったためです。
ドル箱は昔より小さくなった
パチスロを長年やっていると近年では「なんかドル箱小さくなった?」という感覚を覚えることがあります。実は年々、ドル箱のサイズが縮小しているのです。15年前にパチンコやパチスロを楽しんでいた時の感覚では、パチンコのドル箱はおおよそ2,000発、スロットのドル箱は1,500枚(カチ盛り込み)が一般的でした。特に、3円のパチンコ店では、1箱が6,000円分の玉に相当する、という数え方をしていました。さらに、スロットには2,000枚も入るドル箱もあり、カチ盛りのしがいが存分にありました。
ドル箱まとめ
ドル箱は「収益性の高いもの」・パチスロ界隈では「大量の出玉やコインを保持する箱」のことを指します。近年では出玉規制などがあり、それに対応するため、ドル箱のサイズダウンなどで少しでも当たり感を出そうとパチンコ店も試行錯誤しています。それでもカチ盛りをして楽しんでいる方やドル箱をたくさん抱えるなどそれぞれ楽しみが存在しているのです。次回スロットホールを訪れる際、この背景を知っていれば、より深い興奮を味わえるかもしれません。